諦観
きこえなかった
風の音も、波の音も
その静けさの中
いつのまにか見上げるべき空を塞ぐ
強大な力の影がいた
いずれすべてを諦めねばならない我々が
何を捨て、何を残していくのか
次に向かう境地があるのならば
それを探るための猶予を与えるかのように
じっと
じっと
きこえなかった
風の音も、波の音も
その静けさの中
いつのまにか見上げるべき空を塞ぐ
強大な力の影がいた
いずれすべてを諦めねばならない我々が
何を捨て、何を残していくのか
次に向かう境地があるのならば
それを探るための猶予を与えるかのように
じっと
じっと